家族葬とは
2016年04月05日 10:45
一般葬とは、身内だけで葬儀を行うのでなく、参列者を招くタイプの葬儀です。これに対して、家族葬は家族や身近な友人とのお別れを最優先に考えて、一般葬に見られる儀礼的な弔問等をなくした葬儀の形態で、文字通り家族中心でおこなう葬儀です。
多くの場合、通夜、葬儀、告別式、火葬といった一連のセレモニーは一般葬と同じように執り行いますが、当然、葬式の規模は小さくなるため、一般葬と比べて費用は低く抑えることができます。
また、身内だけで執り行う葬儀のため、参列者への引き出物やお礼状を用意する必要もありませんし、体裁を気にする必要もないため、事情に合わせて自由なスタイルで葬儀を行うことができます。
式場は自宅または、自宅から離れた式場で執り行います。また、葬儀に付きものの香典は、身内だけで葬儀を行うという観点から香典を辞退するケースが増えています。
そして、葬儀を行うことを周囲にアナウンスしないため、名木(式場前の看板)や、指差し看板、忌紙などの用意は必要はありません。
このように、家族葬は費用を抑えて、自由な形式で故人をお見送りすることができることから、最近は、注目を集めている葬儀で、葬儀会社でも大抵は家族葬コースを準備しております。