インスタント食品の健康上のデメリット

2015年06月04日 09:28

インスタント食品は手軽で価格も安く、便利で美味しいものですが、その一方で、健康上のデメリットが多数あります。

インスタント食品の大きな特徴として、濃い味付けがあります。これは、美味しくするためなのですが、健康面からみると決して良いとは言えません。例えば、カップラーメン1杯分の中には4~6gもの塩分が含まれています。

この塩分量は、成人が1日に摂取すべき量の約50%にも相当します。このため、インスタント食品を食べ続けると、塩分を摂りすぎて高血圧になり健康を害する恐れがあります。

カロリーが高いのも問題です。例えば、カップ焼きそば一食は約600~800kcalもあり、これは成人男子が1日に必要とするカロリーの約1/3に該当します。

これに、糖分の多い炭酸飲料やコンビニおにぎりを加えると、軽く1000kcalを超えてカロリーオーバーとなり、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

その一方で、カルシウムなどのミネラルやビタミン、食物繊維は殆ど含まれていませんので、体の新陳代謝が低下して、高脂血症や肥満、糖尿病、骨粗鬆症、便秘になりやすくなり健康を脅かします。

インスタント食品には、味をよくしたり、美味しく見せるために色を付けたり、長期間保存できるよう様々な食品添加物が含まれています。

これらは、一応、安全性が確認されていますが、可能な限り摂らないに越したことはありません。

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